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換地の境界

換地において、杭が埋設されているからといって、現況が正しいと決めつけていませんか?

換地とは

換地とは、土地を交換すること、または、交換する土地のことをいいます。

土地区画整理事業では、道路、河川、公園などの公共施設を整備すると同時に

土地の利用増進を図るため、すべての土地が道路に面するように土地の再配置を行います。

このように、従前の土地に対して置き換えられた土地を「換地」といいます。

換地には、元の土地についての権利(所有権、借地権など)がそのまま移って行きます。

換地の測量

従前の土地を換地に置き換えることを「換地処分」といい、整備工事がほぼ完成した後に行われます。

なお、換地処分は、工事完成後に行われますが、実際に工事や移転を行うためには

事前に換地の位置や形状を決定しておく必要があることから

工事着手前の段階で、換地の予定地(仮換地)を指定するのが通例となっています。

まとめ

杭は、長い年月の間に移動しない方が珍しいと考えた方がよいです。

街区を調査せずに筆界の位置を推理することは危険です。

正しい筆界を見つけるためには、広い範囲で換地図による街区を調査することが必要です。

 

 

 

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