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3.142024
境界確定測量とは
境界確定測量とはどんな測量でしょうか。
この記事をお読みになると、境界確定測量のことがわかります。
境界確定測量について、土地家屋調査士が説明いたします。
境界確定測量とは
境界確定測量とは、土地の境界を明確にするための測量です。
また、土地の正確な形状や位置を特定するための重要な測量でもあります。
これに基づいて作製された、正しい境界が記載された図面を境界確定図といいます。
土地の所有権を明確にして隣接する土地とのトラブルを防ぐためにも必要になります。
建築や土地改良の計画を立てる際に、正確な土地の形状や位置を知りたい場合に必要となります。
境界確定測量は、以下のようなケースで行われます。
- 隣との境界をはっきりさせたい場合
- 境界標が設置されていないので復元して設置したい場合
- 土地の正しい面積を知りたい場合
- 分筆登記の前提とする場合
- 登記簿の面積が実際と違うので直したい場合(地積更正登記のため)
- 公図(地図)の形が違うので直したい場合(地図訂正のため)
境界確定測量が必要となる場合
たとえば、自宅の増築を考えている場合に、自分の土地の境界がどこまでかわからないため、境界確定測量を行う必要があります。
測量の結果、自分の土地の正確な形状と位置を知ることができ、増築計画を進めることができます。
境界確定測量の重要性
境界確定測量は、土地の利用計画を立てるためには欠かせない測量です。
隣接する土地とのトラブルを未然に防ぐためにも境界確定測量の重要性は高まっています。
境界確定測量が必要となる理由には、土地の価格の正確な把握、トラブルの回避、建築計画のため、買主の信頼を得るため等が挙げられます。
また、隣地との境界紛争を防ぐため、所有権の明確化を図るため、地積更正登記を行うためなど、境界確定を行った方が良いケースもあります。
境界確定測量は、土地家屋調査士にお任せください。