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土地家屋調査士の役割

登記の大切さ

建物の登記は、新築や増築、解体工事等をした際に1か月以内に申請する義務がありますが、現実には、未登記のまま放置されている例が少なくありません。

登記情報と不動産の現況が一致しないために、不動産の売買や相続の手続きに支障が生じ、また、歳月の経過により、権利関係の証明が困難になる例が生じております。

また、各市町村の資産税事務を円滑に行う上でも、不動産の現況を正確に登記することは大切なものと考えます。

不動産のうち、国民の大切な財産である土地の管理は、境界の管理から始まります。

また、登記された土地の形状や面積を正しく現地に反映させることは、お隣との境界トラブル防止に役立ちます。

境界標がなくなったまま放置されていたり、適切に管理されていない状況が少なくありません。

住民の皆様が、土地の境界を適切に管理することは、各市町村が資産税事務を円滑に行う上でも、また、街づくりの上でも大切で、住民への周知は欠かせません。

令和2年8月1日に改正された土地家屋調査士法第1条では

「土地家屋調査士は、土地の筆界を明らかにする業務の専門家」として、使命規定が定められました。

土地家屋調査士は、その使命を果たす役割があります。

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